図書館司書の通信講座で資格取得

私が通信講座によって図書館司書の資格を取得した時は、すでに30代後半でした。大卒なら、科目履修だけで資格取得が可能と知り、聖徳大学短期大学部・通信教育部に入学したのです。

 

企業の広報部に勤務していた20代の私が図書館司書の仕事を知ったのは、企業内図書館の図書館司書による、的確できめ細かいレファレンスに感動したことがきっかけでした。もともと本好きで、調べ物も大好きな私は、こんな仕事があったんだ!と、図書館司書の資格取得を考えるようになったのです。

 

その後、社内恋愛の末、結婚。出産によって退職したのですが、その時の記憶が、遅まきの資格取得に結びつきました。幸い、実家が近かったので、家族にそれほどの負担をかけることもなく、学習できたと思います。

 

現在、1日4時間、公立図書館でパート勤務中。閲覧サービス、レファレンス、配架に混じって、時折、コミュニケーション(?)業務も担当しています。

 

コミュニケーション…その発端は、正規の職員に対し、態度が横柄、など、来館者からのクレームが頻発していたことでした。

 

例えば、館内でパンを食べる中学生や、携帯の呼び出し音を大音響で響かせた高校生に、注意を通り越して罵声に近い叱り言葉を浴びせる職員には、本当にびっくり。

 

母親として、あの叱り方はないなあ、あれじゃ、子どもたちは図書館に来なくなる。職員に代わって注意することも、何度あったことか。感情的にならず、微笑みつつ毅然として注意するのが、私のコツ。すると、驚くほど、ものごとが、スムーズに運ぶのです。

 

上司にも、「○○さんのコミュニケーション力は、まさに“主婦力”。できれば、若手スタッフの教育もお願いしたい。今後の契約、必ず更新してくださいね」などと、いつの間にか頼られるようになりました。

 

もちろん、クレーム対応ばかりではありません。レファレンスも、たくさんの来館者からも感謝の言葉を受け取るようになってきたのですよ。よりよい図書館とは?40代にして、まだまだ、実践勉強中です。