図書館のハイテク化

近年のコンピュータやインターネットを中心とした情報ネットワークの急速な進歩は目覚しく、図書館に与える影響も例外ではありません。

 

同一自治体内での情報共有はもちろん、いわゆる図書館同士、公共図書館、大学図書館、国立国会図書館などの間でのネットワークの構築や、国内を飛び越えて世界的な規模で資料や情報の共有をおこなっています。

 

またこれまでの図書館サービスといえば「蔵書」として所有する資料の提供を中心におこなってきましたが、現在ではインターネットなどの図書館の所有に属さない情報源からの情報サービスも積極的に提供しています。

 

新たな問題点

インターネットサービスなどの導入によって新たな問題点が生まれてきました。それは、公立図書館の「無償原則」や「著作権」との関わりなどです。また機械化されたシステムを導入することにより、利用者自身の知識も問われることになり、図書館司書にその配慮が足りないと、新たな情報疎外を生むことにも繋がります。

 

情報ネットワークが進化し、どんなに大規模の図書館でも、一つの図書館の力でサービスを完結できる時代ではありません。そもそも図書館は、組織的であることが本質だと言えるでしょう。

 

その広がりが限りない時代において、その利便性を全ての「知る権利」を持っている人々に積極的に提供していく姿勢が求められているのです。