図書館司書の仕事は地味?

図書館や司書という仕事にどのような印象を持っているでしょうか?中には司書がおこなう仕事について少し地味なイメージをお持ちの人も中にはいるのではないでしょうか。

 

もちろん司書を目指す人の中には本を読むことが好きで、目指すことを決心した方も多いでしょう。人々の「知りたい」「学びたい」という希望に対して適切に応えていく図書館の役割、そしてそれを裏側で支えるのが司書の仕事だと言えるでしょう。

 

遡ると図書館の変革期は1970年代頃になります。市民に愛される、誰もが気軽に利用できる環境を創っていこうとする多くの図書館人が多数存在し、それに影響を受けた人々が次の世代にその想いを継承することで、今の図書館の形が出来上がったといっても過言ではないでしょう。

 

図書館サービスは停滞期?

 

しかしそんな1970年代から二十数年、時代は移り変り時代の流れとともに、変化してきたこともたくさんあります。かつて親しみやすかった司書のシンボルでもあるエプロンは古びた印象を漂わせ、利用者から見れば時にチグハグな印象すら与えかねません。

 

優れた図書館司書の努力と住民の支援によって、市民の誰もが利用しやすい図書館という考え方が社会にも浸透し、各地にたくさんの図書館が設置され、献身的なサービスが行われているのですが、他方では次にどのような方向に進んでいくべきかはっきりとせず、20年前のままで立ち止まっているといのもまた事実です。

 

行政では、たくさんの面で新しさを取り入れていくので、図書館も設立当初は街の外れにあったものが本格的な大規模図書館として発展している自治体も一定数存在します。しかしフタを開けてみると、立派な建物に中身が伴っていないということも現実にはあるのです。

 

一見すると素晴らしい施設だが、図書費が充分でなく、司書数名で運営しており、図書館館長までも非常勤で仕事をしているような図書館もまだまだたくさんあります。建物だけでなく、図書館サービスを発展させていくためにはどのような対策を打っていくべきなのか、行政だけでなく図書館サイドも足並みを揃えて具体化させていくことが求められているのです。

 

図書館サービスを提供することが使命

 

司書が地味だと言うのであれば、もしかしたらサービスを発展させて、成長していくといった部分が停滞しているといった懸念も出てきます。図書館以外の施設で民間施設のサービスも視野に入れて、図書館には欠けている部分も補っていくというのも一つです。

 

長い長い歴史を持ち、市民の「読書」「学びの場」を提供するといった使命を担っている図書館です。現在の利用者から見て少し地味だなと印象を与えてしまうのであれば、それはとても残念なことだと言えるでしょう。