図書館司書の通信教育【学校選びのポイント】
ここ数年で、図書館司書を取り巻く環境は、めまぐるしく変化しています。インターネットもその1つだといえるでしょう。現在、どこの図書館にいっても必ずといっていいほど「インターネットサービス」が導入されています。
数年前までは、利用者にとって図書館がインターネットを提供する機関だという認識はとても低くく、インターネットサービスを導入しているは図書館も全体の10%ほどにも満たなかったことを考えると、驚くべき普及率だと考えられます。
インターネット導入初期の頃に問題となったのは、インターネットは接続・通信料に費用がかかるので、新たなサービスとして取り入れるに辺り、その費用は誰が負担をするかということ、ネット上の情報は正確性に欠けるものも多く、公共の図書館で扱うことに疑問の声があがったことなどがあげられます。
通信費用については、「図書館法」により図書館は無料公開が原則となっていますので、利用者にその料金を負担させることはできません。ですが、これは今となって考えるととても小さな問題だと思えます。
インターネットの通信費用は月額にしても数千円程度ですわずかなものですし、今後はもっと安くなる可能性も考えられます。パソコンの設置など多少の初期費用はかかるかもしれませんが、利用者が負担するほどの料金にはならないからです。
また、ネットの情報には正確性に欠ける不確かな情報があるのも否めませんが、それ以上に有益・有用な情報があるのも事実ですし、さまざまな情報を提供するのが図書館の役目であり使命だと考るならば、インターネットの導入・普及は自然な流れであったといえるでしょう。
ITの導入によって変化したのは図書館が扱う資料だけではありません。司書の仕事も格段に効率化されました。図書館利用者のデータ管理や識別、データ管理・整理はもちろん、情報検索に威力を発揮しています。
一昔前は、このようなコンピュータを使ったデータベース検索は一部の大学図書館や専門図書館でしか導入されていませんでしたが、近年公共図書館を含めた、ほぼすべての図書館で有効的に活用されているのです。
これから司書 資格を習得し、図書館職員として働きたいのであれば、こうした時代の流れを敏感に察知し、利用者にとって有用な情報媒体を積極的に取り入れていこうとする、柔軟さや社会のニーズを嗅ぎ分ける能力が求められるでしょう。
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